【淀川区】浮気調査の方法や内容を徹底解説！

探偵の調査の基本

「探偵が行う浮気調査」と聞くと、何か特別なことをするのではと思うかもしれませんが、探偵でなければできないことが特にあるわけではありません。「探偵業の業務の適正化に関する法律」、いわゆる「探偵業法」の第6条では「他の法令において禁止または制限されている行為を行うことができることとなるものではない」と念押しされています。

探偵は、調査の基本である「聞き込み」「尾行」「張り込み」を効率よく、正確にできるスキルを持ったプロなのです。

プロの浮気調査方法

・聞き込み調査

聞き込みは、調査対象者の周辺の人に話を聞いて情報を集める手法です。例えば、近隣住民やよく行くお店から、さりげなく情報を聞き出します。聞き込み調査を受けた人から調査対象者へ「〇〇さんのこと聞かれたよ」と伝わって調査がしづらくなることもあるため、注意深く行わなければなりません。

・尾行

尾行は、後をつけていることに気づかれないよう、複数の探偵で入れ替わりながら行います。見失うことなく、怪しまれることもない絶妙な距離をとって、浮気の決定的瞬間をとらえるのです。

対象者が車やタクシーに乗る可能性がある場合には、車両を確保していつでも車を回せるように準備します。尾行はチームワークが必要であり、同時に何人もの探偵が動く調査手法です。

特に、浮気相手と旅行に行った先での尾行は経費が高くなりがちですので、依頼する際に、どこまで確認してほしいのか、予算はどのくらいか打ち合わせる必要があります。

・張り込み

尾行が追跡カメラのイメージなら、張り込みは定点カメラのイメージです。調査対象者が浮気相手と待ち合わせする場所や、いつも利用するホテルがわかっていれば、比較的短期間で証拠をつかむことも可能です。

ただし、情報が少ない場合にやむを得ず張り込みを行う場合もあり、この場合、いつまでたっても証拠がつかめないケースもあります。

・証拠を記録する

尾行でも張り込みでも、浮気の現場を発見できたら、写真やビデオに残さなければ証拠になりません。写真やビデオに残すためには、薄暗くても顔を判別できる写真が撮れる特殊なカメラや、撮影していることに気づかれない形状のカメラが必要です。

法的に証拠として認められる探偵の浮気調査

浮気をしているか調べる際に、パートナーのスマートフォンやパソコンを勝手に見たり、スマートフォンに追跡アプリを勝手に入れたりすると、罪に問われてしまうことをご存じでしょうか。

スマホなどの操作は不正アクセス防止法に、執拗な尾行はストーカー規制法に触れてしまう可能性があるのです。不正に得たと判断された情報は、裁判においても証拠として認められない場合があるので、注意しなければなりません。

探偵が行う浮気調査は法律を犯さない範囲で行われます。つまり、慰謝料を請求する際などにもその内容が証拠として認められますので、無理にご自身で証拠を集めるよりも効果的な場合が少なくありません。